S邸 倉庫建替工事(2017.2~4)
新築2018.01.08
既存の鉄骨造の倉庫が老朽化し、(同じ程度の面積で)木造に建替えることに。
基礎工事は、布基礎と呼ばれる比較的簡単な基礎でした。
(基礎工事をするには良い天候でした)
基礎を深めに作ったので、結構な量の残土が出ました。
(配筋検査も重要な仕事です)
(内部の土間コンクリートは、建物が完成してから最後に行いました)
基礎が完成すると、コンクリートの硬化を待って建前になります。いよいよ大工さんの出番ですね。
(平屋建てなので、すぐに骨格が出来上がりました)
(大工さんが5人で組み上げていました)
建前は、大工さんとレッカー車との呼吸が揃っていないと、安全かつ手早く進めることができません。天候の良し悪しも影響しますので、大工さんが建前日の天候を読むのも大事な仕事の一つです。骨格が出来上がると、内部に雨風が吹き込まないように、屋根工事やサッシ、防水紙などで外部をまとめていきます。この現場の屋根は、焼瓦(三州瓦)を使用しています。和の雰囲気もそうですが、何より焼瓦はメンテナンスフリーで長持ちします。
(防止紙を貼った後、外壁下地の胴縁と呼ばれる木板を取り付けます)
(サッシの廻りには、防水テープを用いて漏水しないようにすることも大事)
いよいよ外壁工事に入っていきますが、2種類の外壁を用いて和の雰囲気を出しています。
(細部ほど雨仕舞を考え、コーキングを使って納めています)
(外壁の下側は、板金の横張りです)
倉庫ですので内部はガランとしています。なので内部作業はボード張りに終始。天候の良いうちに工事が終わりました。
(シャッターも付けています)
(建物の横からは広く入れるよう玄関引き戸も取付ました)
(雨水タンクも取付)
和の雰囲気をもった倉庫の完成♪屋根が焼瓦っていうのが良かったと思います。