O邸 改修工事(2013.11~2014.3)
リフォーム2014.09.10
立地条件の良い新潟市古町エリア。その一角ある中古物件を購入されたOさん。しかし、ただの住宅ではないのです(汗)!なんと鉄骨の商業ビル(3階建て)に木造2階建てがくっついている建物なんです。これを住宅に変えていくという大改修工事!しかしも間取りから設備・外部も含め、主の生活スペースを2階に配置するという計画・・・。でもご安心ください。弊社、こういう工事得意です(笑)。
(いかにも商業用ビル・・・です)
工事の取り掛かりは、解体工事からですが、鉄骨の建物でなかなか大変。さらに開口を広く取るため、壁を抜いたりと解体工事だけで、約1ヶ月間を要しました(苦笑)。
(壊しがいがありますね)
(下地や骨格を残して、がらんどうにしました)
年が明け、ようやく内部の造作工事に着手。ここまできたら、通常にリフォーム作業と同じ流れに。
(大工さんが、新たに下地を作っています。電気屋さんも新旧配線の仕分けに一苦労)
(密度のある断熱材をしっかり入れておきました)
(設備屋さんも不要な配管と新たな配管を仕分けして、まとめ上げるのに大変だったと思います)
冬の寒い時期でしたが、外部の作業並行して進めていきました。特に、このような築年数のある大きな建物は、劣化や損傷が、あちこち見受けられますので、外部の工事には注意が必要です。
(足場も大きいので、風の影響を考慮して慎重に!)
(屋上の防水塗装などは、天気と現場の様子を見ながら一気に仕上げました)
(通常より大きい木の横胴縁を既存の躯体にしっかり止めます)
防水シートを貼ってから、金属製のサイディングを縦に貼っていきました。(澁谷建築相談所では、外壁を縦貼りにして、水切れを良くするように指示しています。また、外壁材は長持ちしてメンテナンスしやすい金属性をオススメしています)
(電動シャッターを取り付け、その廻りの細かい所も丁寧に外壁を貼っています)
(外壁貼りを終え、最後に雨樋の取付け。雨樋は、ビル用です。受け金具は、もちろんステンレス!)
さて、内部の方は、いよいよ仕上げに!
(左官屋さんがバルコニーの下地作りをやっています)
(この度の対面式キッチンは、すごく大きい!2階に上げるまで一苦労)
(広い玄関には、□300mmのタイルを敷き入れています)
(大人数で内装工事を仕上げていきました)
(和室廻りは、左官屋さんの丁寧な上塗り作業)
(最後は、しっかりハウスクリーニングでピッカピカ!)
では、完成を見てみましょう♪
(落ち着いた感じで、小上り式の部屋)
(作り付けの棚が使いやすそうな客間)
(一新された和室。やっぱり縁側や床の間があると感じがいいです)
(壁一面にガラスブロック。やさしい光が中廊下に入ってきます)
(広く清潔なトイレは気分がいいでしょうね)
(自動で水が出てきます)
(お風呂はご主人のこだわり)
(収納たっぷりのオリジナルの木製洗面台)
(外観もモダンでシックな感じになりました)
リフォームレベルととしては、かなりの難易度だったと思いますが、いつもの職人さんと連携し、また、経験に裏打ちされた施工技術で、いつもどおり完成まで導くことができました。薄暗かった商業ビルも住宅として新たに生まれ変わりました。消費税UPの前に完成できて、Oさんにも喜んでもらえて良かったです(笑)。