漆喰は日本建築の伝統的な材料で、その特性から多くの人に支持されています。湿度を調整し、室内の快適さを保つ役割を果たす調湿効果があります。また、耐火性にも優れ、火災から家を守る重要な要素として利用されています。また、漆喰の自然な美しさと機能性は、環境にもやさしく、持続可能な建築の一部として広く評価されています。
風通りがいい間取りは、日常生活に鮮度をもたらします。
開放的なリビングスペース、大きな窓、吹き抜け、そして自然素材を取り入れることで、家の中に爽やかな風を招き入れ、明るい自然光をたっぷり楽しむことができます。風通しの良い環境は、家を快適で健康的な場所に変え、自然と調和した日常を築くのに最適です。
日本建築の魅力の一つは、大きな屋根を支える堅牢な骨組みにあります。木材を主要な建築材料として使用し、これらの木材を巧みに組み合わせて骨組みを作ります。この骨組みは、家屋や寺院、城などの建築物において、安定性と耐久性を提供し、地震国である日本において、地震に対する優れた耐性も発揮します。
日本建築といえば、「畳」というほど伝統的な床材として知られています。畳の断熱性は、季節の変化や気温の上昇、低下に対応します。畳の中には空気が含まれており、室内温度を安定させる効果があります。夏には暑さを和らげ、冬には暖房効率を向上させます。さらに、音を吸収し、室内の静音性を高め、リラックスした環境を提供します。
日本建築は、柱と梁を用いた骨組み構造に特徴があり、在来軸組工法と言われています。この工法は、家族構成や生活のニーズに合わせて改築や増築が容易にできることがメリットです。また、新築や増改築においても、現行の建築基準法等の法規制や、耐震強度をクリアした設計が可能です。将来のニーズに合わせ、柔軟に対応できることも日本建築の良さかと思います。
家族の健康を第一に考えるなら、安心で安全な天然素材は不可欠です。木材、竹、畳、漆喰などの自然素材が積極的に使し、室内の空気品質を向上させています。これらの素材は化学物質を最小限に含み、アレルギー反応や健康へのリスクを軽減し、安心して生活できる環境を提供します。さらに、天然素材は環境への配慮も兼ね備え、持続可能な住環境をサポートします。
日本建築は、自然の影響に対抗し、100年以上もの長寿命を実現します。耐震構造や選りすぐりの建材を用い、日本の気象条件に適応した設計を採用。また、伝統的な技術と現代の革新を組み合わせ、メンテナンスや改修を容易にする設計を採用しています。家族が世代を超えて快適に住み続け、将来の世代に価値を伝える住宅を提供します。
瓦屋根の採用により、長寿命かつメンテナンスがほとんど不要な屋根を提供しています。瓦は耐久性に優れ、風や雨、雪に対して頼りになります。そのため、一度設置すれば数世代にわたって安心してご利用いただけます。また、瓦は自然の美しさを引き立て、環境にもやさしく、美しい外観をお楽しみいただくこともできる、日本建築の一つの魅力です。
日本建築と他の国の建築の主な違いは、文化的な要素と環境への適応です。日本の建築は地震や台風などの自然災害に強く、木材を中心とした軽量構造が一般的です。また、日本の伝統的な住宅は、障子や襖などで区切られた開放的な空間を持つことが特徴です。また、庭園や自然との調和を追求し、美的価値が高く評価されます。
一方、他の国の建築には、環境に適応するための異なる設計や構造が見られます。各国の建築スタイルは、その文化、気候、歴史に合わせて発展しており、建材や建築方法に差異があります。
一般的なハウスメーカーと比較すれば、坪当りの単価が高くなると思います。
すごく高いわけではなく、頑張れば手が届きそう。でもちょっと高いなぁ~という価格帯かもしれません。
柱が見える室内(真壁)ならば、それに似合う材木を選び、大工さんがカンナをかける。
あるいは、ビニールクロス貼りに仕上げではなく、左官屋さんがコテで壁を塗っていく。
床板も、シート張りの安価な床材ではなく、足触りの良い無垢板にしたり、畳を敷いたり等々、材料費と職人さんの手間が掛かります。
それらが、トータルコストとして割高に返ってくる要因になってくるのですが、こういった職人手間や材料費に予算を費やすことも大事ではないでしょうか。
広告宣伝費などの経費にお金をかけている他社とは、お金のかけている部分が根本的に違います!
またメリットとして、日本建築での家造りの方が、日本の高温多湿の風土に合い、ガッチリとした木組みの構造がゆえに、丈夫で長持ちします。
100年は優に持ちます。
しかも、飽きのこない本物の素材を使ったしつらえなので、素材の経年変化も楽しめます。
どっしりとして落ち着きのある外観から、簡素で詫び寂びのある簡素な佇まいまで、地域の街並みや景観になじむ家だと思います。
年数が経てば経つほど、どんどん味(経年変化)が出てきて良くなっていく。
このような家って本物の素材を使って建てる日本建築の家以外では考えられません。
そして、イニシャルコストの価格(坪単価)は、耐用年数を考慮して、割り返してみると、実は安くなるのでは?と考えます。
建てられたお客様は、皆さん満足して住んでおります。
内部に自然素材を使用していれば、どうしても傷はつきものです。
ましてや、生活をしていればそれは、避けられません。外部も同様、劣化や損傷があるでしょう。
ただ、それは日本建築による家だけでなく、どの家でも同様のことが考えられます。
そして、最近の気密性の高い箱型の家とは違い、家の構造(床下や柱・梁など)が点検し易いのも特徴です。
したがって、日本建築による伝統的な木組みの方が、傷み具合などが目で見て確かめられるので、非常に良いと思います。
また、直すにしても部分的な修繕でことが足りますので、そういう意味では、メンテナンス費用は抑えられるのではないでしょうか。
例えば、瓦屋根が1枚割れていて、雨が漏っていた。→瓦屋根を1枚交換する。で解決!
木の外壁の塗装がとれて無くなってきた。→塗装し直す。或いは、外見を気にしなければ、そのままでも素材(木)自体は悪くなっていないので、そのままでOKなど。
住宅街でよく見かける窯業系のサイディング(外壁)の劣化では、こうはいきません。
また、私や職人さんが健在な限りは、窓口が変わりませんので、いつでもメンテナンスいたします。
窓口がずっと変らずって、案外、大事な部分ではないかと思います。
今の日本の異常気象(特に温暖化による夏場の高温)は、従来の住み方では対処できないものがあります。
これに対しては、やはり日本建築による家の造りといえでも、住み方の快適性を考えると、ある程度、住設機器に頼る必要があると思います。(特に夏場の猛暑日には、欠かせません)
エアコン、エコキュート、太陽光&蓄電池など、様々な暖冷房機器が各社から出回っていますので、生活スタイルにあったものを選ぶとよいでしょう。(どれが良いのかは、ご提案いたします)
最近では、CO2削減など、住宅の省エネ性をうたっていますが、隙間のない気密性・高断熱性などで、冷暖房機器をいかに効率よく運転させることが、内部の寒暖差の少ない快適な暮らしに直結しているということなのだと思います。
日本建築でも同様に対処できますが、庇の出を大きく(直射日光を遮り、雨も家から遠ざけ)、窓は大きく(光や風を取り込み)するなど、なるべく設備だけに頼らないで、家の造りや立地条件を生かした通風など、昔からのやり方で、極力しのいでいける設計を心がけています。
また、窓に関しては、昔のアルミサッシと違い、ガラスは複層タイプが主流となっており、ガラスの周りのフレーム部分もアルミ素材ではなく、樹脂製になっているなど、結露を抑えたながらも相当な省エネ性・断熱性がありますので、心配ありません。
また、昔の様に、隙間風が来て寒い。ということもありませんので、こちらも心配なく。
丈夫な木組みは、揺れを受けながらも粘りを発揮します。さらに、耐力壁とよばれる丈夫な壁をバランスよく配置し、自身で構造計算をしますので、現在の法令による構造強度は十分にクリアします。やはり、一級建築士ですので、自由設計ながらもトータルのバランスや安心感のある構造体を提供しないといけない、と自負しております。
伝統的な昔からの日本建築は、地震に弱いと思われているかもしれませんが、そんなことは絶対にありません。各地で震度6強などの大地震が見舞われるたびに、倒壊している家屋があるじゃないか?と、いう意見もあるかと思いますが、それは、専門の調査を行った結果、手抜き工事をしている家がそうなっていると調査で判明しています。
きちんと丁寧に造られている家は、倒壊せずに保っています。
例えば、瓦屋根は重くて地震時に家が倒壊しやすい。
→バランスや構造強度を考慮して建てたならば、そんなことありません!
縁側など、窓の開口が広くとられている場所は、弱くなり、地震時に倒壊しやすい。
→バランスや構造強度を考慮して建てたならば、そんなことありません!
弊社は、設計から設計施工監理まで一貫して行いますので、手抜き工事は絶対にありません!
伝統的な木組みの仕口部分や継ぎ手から、強度をもたす専用の金物部分のチャックまで確認します。
最近の新築に見られる一般的な箱型の家は、確かに丈夫(軽い四角い箱のイメージ)ですが、日本建築の造り(在来軸組み工法)そのものが、(箱型の家と)違いますので、強度を考慮した上、本当の意味での自由設計や本物の自然素材で造った趣のある和のしつらえは、他社では真似できないと思います。
なので、他社では「(内外装が)和風」という言葉に代わっている訳です。
これは、日本建築(在来軸組工法)の優位性が発揮される質問ではないでしょうか。
Q3でも書いたように、目で確かめられる構造体(柱や梁など)部分が多いので、将来どの建築会社が工事をしようともスムーズに工事を進めることが可能となります。
これは日本建築の良さの一つだと考えます。
設備機器の交換やトイレの交換などは、設備屋さんで十分対応できますが、大工工事を伴う、増改築であれば、きちんとした設計を行う必要があります。
弊社は、今後のことも考えた間取りの提案や、構造を考えながら設計しておりますので、末永く安心して住んでいただけると思います。
子育てしながらの住まい方、そして子供が独立してからの生活、家族の介護が必要となった、その後の老後の生活など・・・、
終をむかえるまでの間、安心して愛着のある家で穏やかに平和に過ごしていたいものです。
その間、弊社がお手伝いできることがあれば、ぜひご相談ください。
これは人それぞれの感じ方ですので、弊社の方から、「絶対に良いです」とは言えませんが、要望に合わせた家造りは、プロとしてベストの設計で、企画から形(実現)にしていきますので、ぜひ遠慮せずに、ご相談ください。
今までも、見た目は箱型の家も多く手掛けてきました。それでも、構造体に関して日本建築特有のガッチリとした木組みを行い、部屋の一部を、和のしつらえにするなど、現代に合うようにメリハリをつけるのも、日本建築とはいえ可能です。
見た目よりも、出来上ってから見えない部分にこそ、日本建築の良さを取り入れることを推奨します。
一つでも当てはまりましたら、
どんな些細なことでも
お気軽にご相談ください。